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2016/04/28

ローゼルに出会ったオキナワ

珍しいローゼルのピクルスを、那覇の沖縄おでんの名店、「おでん東大」で頂きました。
鮮やかな濃いピンク色。ビールのアテにもピッタリです。ローゼルは、食用ハイビスカスのガクの部分で、秋が旬とのこと。生のローゼル摘み、してみたいなぁ。
🌺観賞用のハイビスカスは木なので、食用や飲用にはなりません🌺

左は島らっきょの塩漬け、中央はゴーヤの黒糖酢漬け
沖縄ではこんなに普通に食べられてるんですね。ポキポキしてとっても美味しい! 残りのエキスはお酒に入れてみました。このローゼルから、所謂ハイビスカスティーも出来てるんです。


観賞用のハイビスカスとは別の品種ですが、
同じアオイ科。花が咲いた後、果実が出来、
その実が赤く大きなり、回りの萼(がく)の部分が
ぷくっと肉厚に!メディカルハーブとしては、
萼の部分を乾燥させて使用します。
← このように実と萼がぱっこんと外れます。
(※萼(がく)とは、花の一番外側の花葉のこと)



ローゼル/ハイビスカス(Roselle、Hibiscus)
学名: Hibiscus sabdariffa    アオイ科/フヨウ属 
沖縄名: アカバナ 和名: 仏桑花(ブッソウゲ)

ハイビスカスティーは酸味のあるルビー色で、クエン酸等の植物酸が豊富で、新陳代謝をよくし、疲労回復を促す。'天然のスポーツドリンク' と言われるのは、クエン酸が疲労した筋肉にたまった乳酸の代謝を促すと言われる所以から。また、クエン酸はには、血液中の脂質を分解する働きもあるので、血流へのケアも期待できる。カリウムも多く利尿作用もあるので、体内の余分な水分をむくみのケアにも良い。また、赤い色はアントシアニンという色素によるもので、目の疲れにも作用してくれる。
ビタミンCを多く含むローズヒップと同量を基本にブレンドすると相乗効果が得られ、風味も増し飲みやすくなる。浸出液は肌を中性に保つ収斂性ローションにも。
コチラにも各論書いてましたが、改めて載せました!