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2015/11/30

珈琲にもミントを

すっかりご無沙汰しています。
5月からつい最近まで、かなり怒涛の日々でした。
11月中旬辺りからやっと自分が見えてきました。これではいけません!

それにしても仕事が忙しいと、、、ついコーヒーばかりになってしまう私。
美味しいハーブティーを差し入れにいただいても、ひたすらコーヒーで(汗)

でもそんな時、ハーブお仲間から一言アドバイスが。
「ミントコーヒーにすればいいのよ」
Wow!! Right! 
母の庭に、今年4種類のミントを植えていたし、育ったのかな(確認もしておらず)。
早速生き残っていたアップルミントとスペアミントを軽く天日干ししたのをコーヒーに。

うーむ。なんてさわやかなのでせう。
このミント珈琲のおかげで、徐々にハーブティーへも無事復帰。それと共に溜め込んだストレスも少しづつ発散出来たような気がします。

大切なことを思い起こさせてくれた、Tねぇさん ありがとうございます。
ペパーミントカラーは永遠の憧れ。昔24色のクレヨンに入ってたこの色が欲しくてほしくて、、。
でもついに買ってもらえませんでしたが(笑)

ミントの各論を記してなかったのでここで(ペパーミントを、、スペアミントとウォーターミントの交雑種)。

ペパーミント Peppermint
学名: Menta piperita 和名: セイヨウハッカ 
シソ科/多年草 
精油/水蒸気蒸留法/葉/ノート: トップ
(語源はラテン語「piperita(胡椒の味)」+「mintha(ハッカ)」という意味に由来すると言われている。)
鎮痛、鎮静、鎮痙、抗菌、防腐、発汗、利尿、神経強壮、頭脳明晰、駆風、抗炎、胃腸の機能調整(健胃)など万能ハーブ。
スーとする清涼感、すっきり爽快感のあるメントールの香り。メントールは医薬品にも広く使用されている。健胃にすぐれ、消火不良・吐き気・気管支炎、また発熱にも有効とされる。精油は不眠症や神経不安にも作用すると言われている。ハーブティーでうがいや口臭、頭痛の軽減にも。料理にも幅広く使え、栽培も繁殖力が強い。優れた万能薬としても有名だけど、取り過ぎは注意。母乳抑制作用があるため、出産後はなるべく取らない方がいいかな。

2015/11/24

スパイス部活動中

ハーブやスパイスはホントに日々欠かせないものとなってます。秋まで激務が続き、、、その間の疲労を修正すべく、10月末からはかなりスパイス補給しています。




こちら 南インドのミールス。
かなり本格派。
106 South Indian Restaurant

福岡で有名なスパイスロードさんや、
南インド料理研究会の仲間たち(かなりのつわものですが)からお薦めだったので、やっとこさ行けましたが
深い味わい、スパイスの恩恵を感じ
何度も行きたい味でした。

                こちらは、トラさんの南インド料理食事会・お昼の部
   ものすごい品数のケーララ・ベジミールス
パパドとライスを中心に、ワダからアチャールまで

東区箱崎のパキスタン料理店ハラールフードマルハバ
やっと行けた!仲間内では相当噂になっているハラールのお店。
やっと本場のビリヤニにありつけました!マトンビリヤニ。クセもなくSo Yammy!
店主のジャマールさんがゆっくり説明してくれました。
左はロティ、右はビーフハリーム(牛と豆の煮込みカレー)
棚にはスパイスやバスマティ米などもたくさん売ってます。

赤坂のポラポラ食堂 最近ミールスも出てるようです。

なんか食が爆発してますが、これからもスパイス道は続きます!

2015/06/07

梅しごと


今年は、母の庭の梅の木に実がたくさん実りました。
当たり年なのか、どこでも梅の話題が上がってました。
ご近所さんからも梅のおすそ分けをいかがですかと云われ、
丁重にお断りを 数回しましたよ。

梅の木は3本あり、
大きな実・小さい実と分れましたが、
よじ登り、振い落とし格闘しました。
計15-17㌔ほどは収穫できたと思います。

まずは作ったもの、仕込んだもの 
◇梅酒  ◇梅ジャム
◇梅エキス
              ◇ 梅酢(白梅酢), and  ◇梅酢(シロップ系)

と、けっこう大変でしたが、
母との共同作業。
梅干は?と思いでしょうが
親戚に梅干名人がおりまして、、、
そちらから頂く梅干を
毎年楽しみにしているんです。
 何が大変だったかというと、、、 
やはり梅エキスでした。
青梅のしぼり汁を煮詰めただけですが、
←の写真は、
青梅を陶器のおろし器ですりおろし、
その汁を綿フキンで濾して、鍋に入れた直後。

根気よく煮詰めます。
弱火で絶えずかきまぜる。
手間暇かかります。

やっと少し粘り気が出てきたかな。
あくを取るように書いてあったけど、
取ったら全て無くなりそうで、、、
取りませんでした!
手間の割には、出来上がりはほんの少量です。

爪楊枝2本くらいに絡めてなめる量でいいそうで、
それくらい、梅のエキスがギュっと詰まってますね。
効きそうな味がします。

昔は薬としても使われていたそうですが、
クエン酸が豊富で、ミネラル・鉄・灰分を
豊富に含んだアルカリ性食品。


ウメ(梅)
学名: Prunus mume
英名: Japanese apricot
サクラ属、バラ科の落葉高木、またはその果実
果実は食用として、梅干、梅酒、梅酢、梅醤、梅ジャムなど日本では古くから
用いられている。独特の強い酸味が特徴で、クエン酸などを豊富に含む
健康食品の一面もある。(但し、青梅に有毒性のある青酸も含まれている。)
疲労回復効果、食欲増進効果はいずれも強い酸味によるものである。
梅干しに含まれる梅リグナンには酸化を抑制する作用(細胞や組織が酸化するのを
防ぐ抗酸化活性作用)があるとさている。

まだまだ梅雨は続きます。どうぞご自愛ください。

 

2015/02/10

寒い日にもティートリー

毎日寒い日が続きます。
寒いところにいると首根っこや肩など、縮こまってしまいますね。
時にはハァーっと深呼吸も必要です。
かくいう私も机に向かってPC作業が多く、肩や首をゆっくりまわしたりストレッチするのを忘れがち。思い切って散歩には出るようにしています。

そんな時、ちょっと耳の下辺りのリンパをマッサージしてはどうでしょう?
オイルに、精油(エッセンシャルオイル)を数滴たらし常備しておくと便利です。
精油は使い方によってはとても強い作用があるので注意が必要。
ましてや直接皮膚に塗布してはいけません。
が、ラベンダーとティートリーは、患部に直接つけてもいいとされてる万能精油なのです。

 ティートリー はともかく免疫力up の代名詞。
 抗菌・抗感染など、今の季節とっても
 活躍してくれます。
 アロマテラピーの初歩の勉強されてる方
 にもおすすめ。
 これとラベンダーを持っていれば大方役立ちますよ。

 オーストラリアの先住民族のアボリジニが大切
 にしてきたハーブ。家の救急箱には必ずあるとも
 言われますが、友人のご実家にもあると聞いて、、
 やはりAusiee 御用達ですね。

精油を植物油(キャリアオイル)で希釈するときの濃度は、基本は1%です。
20mlの植物油に対して、どのくらいの精油が必要になるか計算してみましょう。
- - - - 精油1滴の量は約0.05ml なので、20mlのマッサージオイルを作るば場合は4滴ですね。
★くれぐれも、多めに入れるのはご注意を!
顔に付ける場合は0.5%なので、以下の表の半量です。


植物油の量  10ml  20ml  30ml  40ml  50ml
希釈濃度1%  2滴   4滴   6滴   8滴  10滴

ティートリー(Tea Tree)
学名:Melaleuca alternifolia
和名: ギョリュウバイ

フトモモ科/常緑種 
精油/水蒸気蒸留法/葉/ノート: トップ

有名な作用は優れた殺菌力。皮膚の消毒や可能止めに効果があり、
第二次世界大戦では消毒薬代わりにも使われたとの事。
また口腔内にもその効用があり、うがい薬、口臭の除去、虫歯にもいいとされている。
原産国のオーストラリアでは、原住民のアポリジニの間で、

怪我や皮膚の治療薬として長年使われてきた。
またその清々しい香りで、沈んだ気持ちをリフレッシュさせる作用があるといわれている。
今の季節、インフルエンザの予防として、ユーカリと共に芳香浴などおすすめ。

2015/01/01

新年のはじまりはレモングラスで!

新年あけましておめでとうございます。
雪降る新年なんて久しぶり。
 
しばらく休んでいたメディカルハーブの勉強を、昨年末より再度始めました。
仕事にかまけてさぼってましたが益々ハーブたちの必要性を感じます。
今年はもっと広く活動してく所存です。
どうぞ宜しくお願い致します。

という事で、このしめ縄はレモングラスで作りました。イネ科なので稲と同じようにしなりますし、こんな使い方も出来るのですね~。作ってる最中も、少し湿らせたレモングラスから、とってもよい芳香がぷーんと、幸せ気分になります。
稲穂や松、、ゆずりは(譲葉)、柚子や水引など おめでたいもの満載で楽しく作りました。
ちなみに全体図は右のような感じです。
葉の部分はワイルドにちょっと現代風?に。
レモングラスは、福岡市植物園のハーブ・ボランティアさん方の丹精込めたオーガニックのもの。
彼らのご指導で、無事作れました。
玄関に爽やかなレモングラスの芳香が満ちております。


レモングラス(Lemon grass) 
学名:Cymbopogon citratus

和名: レモンソウ
イネ科/多年草 
精油/水蒸気蒸留法/ノート: トップとミドル
爽やかなレモンと草のような香りは、料理や飲料の香り付けにもよく使用される。
タイのトムヤムクンなどのスープや炒めものには茎元の白い部分が、
また葉部はまたハーブティーとしてもまろやかな酸味がある。
茶剤にするとその殺菌作用を発揮し、発熱や頭痛、風邪の初期症状に効果的とされる。
また食欲不振時、食べすぎ時の胃腸の調子を整える働き(健胃作用)や、
お腹のガス抜き(駆風作用)もある。
精油としての働きとして、リフレッシュ効果や落着きを与える作用も。
また、忌避効果(虫が嫌う)があり、虫よけスプレーなどにも活用出来る。
(注: 妊娠中は使用に注意が必要)
 


Enjoyed making this wreath auspicious such as rice stalk, pine, Yuzuriha (Daphniphyllum), Yuzu-citron and Mizuhiki(red-and-gold string) wish all good luck.