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2012/12/12

いろいろなハーブ製剤出来上がってます!

12月にバタバタと何種類のハーブ製剤が出来上がりました。
チンキ剤/ tincture
◆ ローズ・・・・ 本当に気持ちまでゴージャスにな香り
◆ エリカ・・・・ 美白用に 肌の再生も 
◆ ローズマリー、ジャーマンカモミール、セージ・・・・ こちらは髪用です。美髪水用。
  
 
 
こちらはハイパーカルオイル。
セントジョーンズワート/ St.John's Wort  とカレンデュラを
ブレンドして植物油にその成分を抽出させたインフューズドオイル/infused oil 。両方の学名からこのように呼ばれています。
両者共、メディカル・ハーブでは有名で定番なハーブ。

今年のリップクリームにはこのオイルを使用したので、いつもの黄色より少し色が違ってます。最後の一滴まで絞り出そうと1日かけました。
山登りや運動での筋肉疲労、かかと等の肌荒れにも風呂上りにたっぷりマッサージして使っています。
 
毎年、お世話になった友人・知人、そして家族へ。クリスマス・プレゼント代わり?!
ローション、バーム、ルーム・フレッシュナー、などなどに加工します。
けっこう男の方へも好評です!最近ラッピングもちゃんとしています。
 
 
セントジョンズワート St. John's wort
学名: Hypericum perforatum 
和名: セイヨウオトギリソウ 
オトギリソウ科/多年草/開花時の地上部使用 
外用では筋肉の痛み・切傷・やけどなどに作用
内用では、落ち込んだ心に明るさを取り戻す作用があり、近年研究もすすんでいる。ちょとした気分の落ち込みや抗うつにも使用されサンシャインサプリメントとも呼ばれる。不眠や更年期障害にも使われているという事だが、まずはお医者様と相談が必要。
*ある医薬品との併用に注意が厚生省(当時/2000年)に発表されている


セントジョンズワート(聖ヨハネの草)はその名の通り、6月24日の"聖ヨハネ の日" 頃に収穫するとその治癒力が最も髙いと云われています。ちょうど夏至/ Midsummer Day の時期ですが、ヨーロッパではその頃お祭りが多いですね。短い夏の長い太陽に感謝しているようです。                    
 

2012/12/08

クリスマスの季節 あたたかいオーブン料理

気分も盛り上がるクリスマス・リース; Christmas wreath がわが家にやってきました。
清楚で、ほんのり清々しい香りがします。
真ん中のベル型オーナメントはこの時期この場所の定番なので中心に飾ってみました。
《 お花の名前》 が添えられていた。
・ サツマ杉
・ 三角葉(サンカクバ)アカシア
・ ロースマリー
・ シルバーブルニア
・ 水無月(ミナヅキ)
・ アメージング(バラの実)
・ クリスマスホーリーの実
・ ペッパーベリー(ピンクの)
玄関に飾ってますが、このままドライフラワーにして飾っていいそうです。
暫くは楽しめるのね。
本当にありがとう!あー私には最高のプレゼントです。 
どんな宝石より素敵…と思うのは永遠じゃないからかな。
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ところで、、
ある友人が先日ランチに招待してくれた時焼いてくれたコテージパイ。
she is such a great cook!
みようみまねで彼女ん家風のを作ってみました。
これは私の英語の先生である英国人のご自宅に持参用。
私が作ると生クリーム入れないのでボリューム的に今一歩かなぁ
でもバターも入れ、オレガノ、ローズマリーも加えてます。
中のミートソースには、ナツメグとシナモンをほんの少々、黒胡椒もたっぷり。
先生たちは... 喜んでくれました(ホッ)


2012/11/26

クリームティーを 湯の街、別府で

大分県別府市で開催中の別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界に行ってきました。湯の街別府で、様々な(主に現代美術)、そして音楽、踊り等の催し物も開催されてます。(12月2日まで)
Beppu Project というNPO が主催しているこの芸術祭、前回この規模のが開かれたのが2009年だったので3年ぶりですね。

ぶらぶら刺激的な作品など見て歩き、のども乾いてきたしおやつの時間かなぁ… という事
で、3月にプレで訪れた際、スタッフからおススメされていたティーハウスに行ってみました。

Little Tea Room まさに大人のためのくつろぎの茶館。
だって内部はアンティークやヴィンテージだらけなのですもの... という事で小さい子どもさんはNGなのです。
ここで評判のスコーンと紅茶のセット。そうイギリスではこの組み合わせはクリームティー/ Cleam Tea と呼ばれますが、それをいただきました。
ステキなアネモネ模様のWedgwood の茶器と、ティーポットやホットウォータージャグ/Hot water jug… いわゆるお湯さしの事ですが、それらはすべて銀製でした。
焼き立てスコーンの香りのいいこと!ぱかっとオオカミの口のように膨らんだスコーンを割ってそこにクロテッドクリーム/Clotted cream とブルーベリージャムをつけて食べます。
クリームは乳脂肪が多いので、時間が経つとバターのように固まってきます。それがまた好評なのですが。
紅茶は、ミルクティーで飲みたかったのでアッサムにしました。
 
日当たりよい立地にあるティーハウス。3月に前を通った時はミモザが咲き乱れてました。今回はお部屋がクリスマス仕様に設えてありました。

スコーンを食べながら何杯かの紅茶をゆっくりいただくのなんて、、、20年ぶりくらいかもしれません。
ちゃんとした銀製品に囲まれてのティータイムは人生2度目かな。その昔、ロンドンのBrown's Hotel で経験しました。

クリームティーっていう呼び方というか、喫茶習慣いいですね。そう言えば、スウェーデンでもfika(お茶しない/Ska vi fika?)というのが日常だそうで、台湾にもお茶を愉しむ茶藝館がたくさんあるし...
こういう時間を時々持ちたいものだと思いました。


写真は撮り忘れましたが、
テーブルに小さいお花とレモンバームが生けてあり、
微かにゆるい芳香を放っててすごく居心地いい空間でした。
レモンバームはミントの一種、
別名メリッサ・・・ ギリシア語の「ミツバチ」という意味。
その花の蜜はとっても美味しいらしいですよ。
葉っぱを1枚 失敬して、ちょっと揉んでお水に入れたら・・・
ぷーんとレモンのいい香りがしましたよ。
効能については、別の機会に書きたいと思います。

2012/11/18

軟膏づくり 本腰入れ始めました!

毎年定番の軟膏づくり。
リップクリームとして親しい方に試していただいたところ大評判でした。

試したい方はこちらにご連絡くださいまし(笑) 
FacebookへメッセージいただいてもOKです。

イメージはこんな感じです ⇒
毎年の定番中の定番なので、
また同じ~って言われそう(汗)

使うハーブは少し変えますよ。
そして最後に加える精油も、ちょっと変えたりします。

上の写真のキレイな色は、左の植物の花の色素成分からが殆どです。これはカレンデュラ…このハーブは必ず入れます。そして、その有効成分をありがたくいただきます。 
 

そのうちワークショップもしようかと考えてます。
ほんとは11月と考えてましたがズルズルと...

12月は皆さん忙しいので、1月の寒い時に、春まで過ごす為のハーブ使いとかっていかがでしょうか?
 

2012/11/16

まずは冬の間に美白

化粧水バシャバシャ使いたいので、そしてたまには優雅な香りにつつまれたい、、、
という事でまずバラの仕込み(左の瓶)。バラはなんといっても幸福感を与てくれます。
落ち込んだ気分に自信が蘇るようなステキな香り。

美白にお馴染みのエリカ(ヒース)。その成分にシミ、色素沈着などの原因メラニン色素の生成を妨げる働きがあります。これは1日前に仕込んだので、少し成分が出てきている感じですね。
*エリカについては2010/11/26 のポストに詳しく書いています。

どちらもその姿の可憐さからも、女性であることを再認識させてくれるハーブ達。
冬はキチンと手入れをしようと思っています。


バラ: Rose (薔薇) 
学名: Rosa gallica 
英名: Rose
バラ科 花部
芳香成分の中に悲嘆や情緒不安を落ち着かせる成分がある。また神経過敏や更年期の障害にも用いられている。

ローズ・オットーと呼ばれる、水蒸気蒸留法でダマスクローズ; Rosa Damascena より抽出された精油は、メンタル面への作用が高く、ホルモンバランスを整える働きもあると云われ、女性らしさを高めたり、月経前のイライラや更年期障害の改善などにも適しています。
 

2012/11/15

初冬を感じながら…


このところ、毎年この時期は、
次の季節に向けての軟膏やら
クリームづくりに精を出したくなります。

定番のカレンデュラ(マリーゴールド、またはトウキンセンカともいいます)の軟膏はリップクリームにも最適

また、冬の固くなった筋肉疲労マッサージ用に、
セント・ジョンズ・ワートのオイルも考え中!

左← は、はじめてココアバターを使って
作った保湿クリーム。
姉のリクエストで作ってみました。
彼女の大好きなパルマローズとローズ・ウッドの精油を加えて。

それにしても、、、
あっという間にクリスマスもやって来るのかな~
親しい方々へ、クリスマスプレゼントにハーブの小さいリースなんて作ってみたいものです。
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今年はケーキも焼きたい…でも私にとってお菓子づくりは夢のまた夢…
手間がかかるし、毎日の食事づくりで精一杯って 言い訳ですが。

… と横道に逸れますが、写真の缶かんにクリスマスのオーナメントやら少しストックしています。
Frank Cooper's はOxford にある老舗のマーマレード屋さん。
ここのVintage っていう製法のビターなマーマレードが大好き。
写真の缶は、Dundee Cake(ダンディーケーキ)。スコットランドの知人から以前頂いたも。
A famous traditional Scottish fruit cake with cherries, sultanas and almonds, and a sweet glaze.
ふむふむ チェリーやサルタナ、レーズンやアーモンドが入っスコットランドのケーキ
マーマレードもふんだんに入っていて、多分お酒も、、、濃厚で大人の味だった記憶。
紅茶にぴったりですが、、、お酒とも合ったんじゃないかな! missing!

2012/11/13

メディカルハーブセミナー

私は、特別非営利活動法人日本メディカルハーブ協会(Japan Medical Herb Association)/通称; JAMHA のメソッドで植物療法; メディカル・ハーブを学びました。

20年以上前からそのハーブやアロマへの効能や使い方をユーモアたっぷりにご紹介されている薬剤師の林真一郎先生のドアをたたきたくなったのは当時(22年ほど前)の雑誌「オリーブ」での先生が書かれた記事を読んで以来。

めでたくハーブを学べる環境となり、先生の主宰されているJAMHA認定の「グリーン・フラスコ」の教育講座で学び、それ以来先生とは特別講義などでご教授頂ける機会もありとても嬉しいです。

JAMHAは時々福岡でも特別講座を開催してくれるけど、東京や大阪に比べれば格段に少ない。でも皆さん熱心ですね。

先日JAMHA主催のセミナーでは植物美容についてのお話でした。
基礎知識と実践編。
後半の「季節と肌について」についてがとても興味深かったですね。


現在、まさに初冬を迎え、この時期、
とかく乾燥してしまいがちなので、
外側からのスキンケアも大事。
もちろん内側からも。

そして紫外線は少し弱くなるので、美白づくりにはうってつけの季節のようです。
要らない角質を取って、透明感のある美しい肌づくりを目指すには…
個人的に私はまず生活習慣の見直しかなぁ(笑)

、、、という事でハーブ本来の良さを再認識させていただき、がぜんやる気になりました。

美白や保湿、そして私にとって大事なヘアケアの製剤など、チャレンジしようと思っています。

2012/10/14

スパイス from ケララ in 南印度

アジア各国の映画を上映する映画祭の仕事をしています。
そこで、南インドのケララ(ケーララと発音する場合もあるみたい)州から、
彼の地で映画祭を開催しているゲストよりお土産を頂いた。
 
その名も
"Kerela Spices"
 
 
  
色々はいっているのです。では中身を… 
Cinamon(シナモン)/Karugapatta
Star Anis(スター・アニス)/Takkolam
Pepper(黒胡椒)/Kurumulaku
Cardamom(カルダモン)/Elakka
Nutmeg(ナツメグ)/Jathikka
Cumin(クミン)/Jeerakam
Cloves(クローブ)/ Grambu
Mace(メース)/ JathiPoo
↑ の表記は 
英語(日本語)/マラヤーラム語(മലയാളം; 英:Malayalam)となっとります!
マラヤーラムとはケララ州で話される現地語だそうです(~_~;)
どれがどれか判りますか~? 
 
さっそくスパイスチャイを作りました。


今回は豆乳で作りましたが、牛乳だとコクが違ってどちらも美味。
紅茶葉は普段使いの English Breakfast Blend 。
カルダモンの香りがぷーんとしてきていい感じ。
ココナッツヤシの花の蜜からとった砂糖(バリ土産で
ココナッツハニーという珍しい甘味で生姜入り!)も少し加えて甘くして。
 
他のスパイス使いに関しては、また使ってからレポします! 

2012/09/02

夏の思い出・・・・ モヒート!

ものすごく間があいてしまいました。
仕事が忙しいというのは言い訳ですね~!
先日やっと、夏らしい思い出が出来ました。
福岡の西の方、糸島でやっているアートイベント「糸島芸農」の海の家にお邪魔してきました。
藤浩志さんという現代美術家のスタジオの下に、まったり海の家はありました。
着いた時ちょうど子供たちの砂のワークショップが終わったばかり。

ここのフードは、イタリアンシェフがトラックごと出張してその場で作ってくれるんですよ。
トルティーヤは2種類食べました。
アンチョビやカラーピーマン、チーズが入ったのと、タンドリチキン!生ビールも美味しく、、、
でもこの日の私のハイライトは何と言っても"モヒート/mojito" そうあのキューバのカクテル!
ミント、ラム酒、ライム、お砂糖にソーダ…かな? 
作り手によってレシピは種々あるそうですが、
海にきたならモヒート飲まなくっちゃって気になるんです!

シェフのモヒートは、聞けば2種類のミントが入っているそうで、
私が感じたところ、ペパーミントとスペアミントかな?って(笑)
ミントは、半分はすりつぶしてあり、その香りがプンプン!
一見飾りのよな上のミントもモチロンたべちゃいます。


この日の第2のハイライトは... 何と言っても夕日。
沈みゆく太陽を見ながらガラスを傾けるという、嬉しい経験をしました。
最近めっきりお酒に弱くなってて、モヒートゆっくり飲んだのに... その後眠っちゃいました。

2012/06/21

夏至 どくだみ茶つくり

いよいよジメジメな時期の到来ですね。
5月の終わりの爽やかな季節に摘んで約2週間ほど天日干ししていたどくだみを夏のお茶の定番にしています。去年はグァバ茶とブレンドしたけど、今年はどうしようかな~!
どくだみ独特の香りがほんわかスッキリと香り、気分まで変えてくれるのも不思議です。
去年も書いてますが再度その効能も記しておきます。

半夏生(はんげしょう)という季語、ご存知ですか?
母は毎年この時期に浴衣を気にしたりします。
夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間ことを指すそうです。
夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生です。
まだ梅雨の真っ只中だけど、真夏を迎えるにあたって体調を崩しがちな日々ですね。
福岡ではその頃は山笠真っ盛りかな。
この時期、しっかり食べて身体を冷やさないようにお過ごしください。z


どくだみ Dokudami

学名: Houttuynia cordata
ドクダミ科 ドクダミ属 多年草 
別名: ドクダメ(毒溜め) 
漢方薬では「十薬(じゅうやく)」として知られており、十種の薬の効能があるので
そのように呼ばれている。毒出し=デトックス、むくみや冷え性を解消する効果もある。
カフェインは全く含まれていない。利尿作用、血行促進、便秘解消、美肌効果も!

2012/03/02

お茶にあう 優しいおやつ③

このところおやつの登場が多いですね。
これも先日のある講座に持参したり、友人に配ったりと
最近よく作っていてレシピリクエストがあったのでご紹介させていただきます。
これも月月森紀子さんのレシピを参考にさせてもらってます。


生姜のスコーン(Ginger Scone) 約10-12個分 *6cmのセルクル
(しょうがの甘煮)
しょうが ・・・ 正味100g
りんごジュース ・・・ カップ(200cc)1 
てんさい糖 ・・・ 大さじ2 ※きび糖でも(白糖以外)

A) 

全粒薄力粉 ・・・ 200g
無漂白薄力粉 ・・・ 150g
てんさい糖 ・・・ 大さじ2-3
ベーキング・パウダー ・・・ 大さじ1と1/2 
塩 ・・・ 小さじ1/4
B
豆乳 ・・・ 120ml
しょうが汁 ・・・ 大さじ1と1/2 ※しょうがの甘煮の煮汁の残りでも可
なたね油 ・・・ 90ml
豆乳(仕上げ用) ・・・ 適量


作り方)
  しょうがの甘煮を作る。
しょうがは皮をむいて100g用意し、5mmの角切りにする。
  ①のしょうがを鍋に入れ、りんごジュースを注いでてんさい糖を加え、
   ふたをして弱火で15分ほど煮る。ふっくらと煮えたらふたを外し、
   火を強めて汁けをとばし、火を止めてそのまま冷ます。
    ※汁けが残っている場合は、汁けを切る。残り汁はB)で使っても良い。
     ボウルに A)をふるい入れ、よく混ぜ合わせる。
     別のボウルに B)を合わせ、混ぜておく。
     ③の粉類になたね油を注ぎ、フォークでさっくりと混ぜ合わせ、
ダマが出来たらフォークの背でつぶす。生地がボロボロになってきたら、
    フォークを外して両手でこすり合わせ、サラサラの粒状にする。
     ⑤に②のしょうがと④の豆乳液を加え、こねないようにヘラでさっくりと
     混ぜ合わせる。
     ⑥の生地がまとまってきたら、取り出して厚さ2.5cmくらいにのばし、
    直径6cmのセルクルで10-12個抜く。
     天パンにオーブンペーパーを敷いて、⑦を並べ、上面に仕上げ用
の豆乳を薄く塗って、180℃のオーブンで15分ほど焼く。

          * ②のとこでしっかり汁けを切ってくださいね!生地を伸ばすときは打ち粉も要ります。


↑写真、スコーンの横に写ってるのは、
お土産で頂いた電動ミルクポイッパー!

温めた豆乳をホイップして、
この日はちょっと濃いめに淹れた
雑穀コーヒーに
たっぷりと。


こちらも同じくお土産で頂いたビスケット 
from Rotterdam, Holland, Nederland

すごくスパイシーで、
シナモン、アニス、クローブ入り

固めの歯触りもよく、
これまた大変美味しくいただきました。

生姜ティーがぴったりだったな。



 ヨーロッパからのお土産は色といい、香りといい、独特の風情が漂いますね。
オランダもその昔、大航海時代 植民地化したインドネシアから様々に持ち帰ったものも多いかと想像されます。このアジアの香り漂うビスケットもそんな歴史から生まれたんじゃないかな。長い時間の間にしっかりヨーロッパの味になっています。

2012/02/22

雪の日と優しいチャナのカレー

この間の日曜日、すごく雪が積もりましたね。福岡での積雪は、今シーズン最大じゃないかな。

前日の夕方くらいから降り出し、夜には銀世界でした。

やっと綻び出した白梅にも容赦なく雪が…

月桃にもたんまり... 大丈夫だろうか!ビニールかぶせる間もなくでした(涙)

夕方は溶けかかってましたが、大濠の鴨くんたちも寒かっただろうな





この日は客人が来る予定でしたがキャンセル。
カレー好き、でも肉を好まない方なのでチャナ豆のカレーを作ってました。                                                           

これ、玉ねぎを少し根気よく炒めれば、あとは簡単!
インド料理研究家のミラ・メータさんとレヌ・アロラさんのレシピの引用です。
(ご両人のレシピをちゃっかりアレンジしてしまいました) 



ひよこ豆、ガルバンゾ豆と呼び名がたくさんあるチャナ。ふっくらと煮ておけばサラダにカレーに、なんにでも活用できます。


スパイスは、クミン(シード&パウダー)、黒こしょう、ターメリック、コリアンダー、チリパウダー、ガラムマサラ
唐辛子と月桂樹(ローレル)は庭のを乾燥させたものを。
生姜とにんにくも加えます。
冬のカレーづくりは、ことさら生姜を増量します。
夏はチリを増量。
とってもスパイシーで、体もほっこりです。

2012/02/09

食べる前に飲む 専門家チームとお話

ある管理栄養士の方々の勉強会によばれました。
そう、肥満や糖尿病といった生活習慣病について、ハーブの有効な摂取について意見を聞いてみたいとの事でした。

こればっかりは生活習慣なので、ご本人の自覚が一番なのだという事はアドバイスされているこのプロ軍団はもちろん実践されてますが、いろんなアプローチ方法を日々研究されています。

茶剤(ハーブティー)で飲むとしたら、
やはり筆頭はマルベリーです。桑の葉。
入っている成分が、食後の糖の上昇を抑える働きがあります。
これは食事の30分前位に飲むのが有効とされています。

その歴史は、
「鎌倉時代には栄西禅師が「喫茶養生記」で桑の葉を効能を取り上げ、飲水病(現在の糖尿病)に飲用を勧めています。」ということで、早い時期からその効能が発見されていたのですね。
*グリーンフラスコのメディカルハーブデータベースより 

お茶では葉を焙じてあります。
香ばしく、ほうじ茶に合わせてもいい。
他のハーブとのブレンドだったら、ウコンやソバも更に
その効果がアップしそうですね。クロロフィルもビタミン
もたくさん含んでいるので、ダイエット目的でなくても
常用したいところです。
私はネトルとブレンドして、ちょっちゅう飲んでます。



マルベリーなのでベリー部分である実が気になります。
ジャムや果実酒にしても美味しいらしいです。
フレッシュで食べてみたいな。



栄養の専門家とわいわいガヤガヤとお話した2時間。
とても貴重でした。彼らの適格なアドバイスでお一人でも症状が改善されればいいなと思います。


マルベリー: Mulberry
学名: Morus alba  和名: 桑
科名: クワ科 和名: だいだい〔橙〕 
使用部位: 葉(茶剤としては主にロースト)
葉に含まれているDNJ(デオキシノジリマイシン)は、二糖類分解酵素である
α-グルコシダーゼの働きを阻害し、食後の血糖の上昇を抑制する働きを
持つため、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防に活用されている。 
ミネラル(鉄、カルシウム、亜鉛)も豊富に含む。
また、美肌効果があるクワノンの作用を活用し、葉とクレイをまぜてパックとしても。
日本ではその歴史も長く、日本のハーブの代表ともいえる。


2012/02/06

お茶にあう 優しいおやつ②

あたたかい生姜入りホットチャイなどと合わせれば、朝ごはんにも!
定番のバナナケーキ。




バナナケーキ(Banana Bread) パウンド型1台分/ リング型一台分
A)  

国産薄力粉 ・・・ 150g
国産全粒粉 ・・・ 50g

 (★米粉50gを加えてもOK その場合は薄力粉を
100g)
塩  ・・・  一つまみ

ベーキングパウダー ・・・ 大1 
  (アルミニウムフリーのもの)
B 
バナナ ・・・ 2本  *スイートスポットが出たものがいい

豆乳 ・・・ 50cc
メープルシロップ ・・・ 40cc *または、てんさい糖かきび糖を大
2
なたね油 ・・・ 
65cc
無添加バニラオイル ・・・ 少々


【作り方】
① A)の材料を合わせてふるい、ボウルに入れて混ぜる。
② Bの材料を混ぜる。
        
   バナナは皮をむきボウルに入れ、フォークで潰して豆乳、
   なたね油、メープルシロップ、バニラオイルを加えよく混ぜる。
    (すべてをフードプロセッサで混ぜてもOK)
③ 1に2を加えて、泡だて器でざっと混ぜ、ゴムベラに変えて、


   切るようにさっくりと混ぜる。
④ 型に薄くハケで油を塗り、3を流し入れてる。
   (型の底を軽く数回たたきつけて、空気抜きをする。)
   170℃に温めたオーブンで4050分程焼く。


   パウンド型もリング型も両方使い、
   しょっちゅう焼いてます。                               
   クルミがある時は、少しフライパンで炒って
   少量加えたらまた歯ごたえが出て美味しいです。
   

   甘味が少ないと感じたら、少しハニーや
   メイプルシロップをかけてみては?
   温めて食べたらまた美味しい。

マクロビのお菓子を作っているどなたかのレシピを友達から貰いそれをまたアレンジしてみました。


2012/01/29

お茶にあう 優しいおやつ①

糟屋の某小学校の子ども会の講座で、メディカルハーブについてお話する機会をいただきました。熱心に耳を傾けてくださった皆様、ありがとうございました。

この企画を担当しているのは15-6年来の友人です。
で、彼女がお茶うけを何か用意しようと考えているという事だったので
作ることにしました。
でもすっごく簡単で、見栄えは悪いし、でも味で勝負だ!とか思いながら
大事なもの入れ忘れたりして...

で、レシピです・・・が、これ実は、月森紀子さんというマクロビオティックのシェフのレシピのアレンジです。お菓子はめったに作らないけど、作る時はこの3-4年はマクロビが多いです。


生姜ビスケット(Ginger Shortbread) 約10-15個分
A)  
全粒粉 100g
薄力粉(無漂白品) 100g
ベーキングパウダー 小さじ1 強
塩 小さじ4分の1

生姜のジャム、→★以前作ったレシピを別ブログに載せてるのでご参考ください。
または、白ごま20g + 生姜絞り汁 小さじ2

B)  
てんさい糖 大さじ2  
※きび糖、三温糖、メイプルシロップでも(その場合は50cc位)
ごま油 大さじ2
なたね油 大さじ2
バニラエッセンス 小さじ1

作り方)
① ボウルにAを入れ、ふるって入れて、ゴマを入れる場合はここで入れておく。
② 別のボウルにBと生姜ジャム(ゴマの場合は生姜汁)を入れ、よく混ぜる
③ ①に②を入れ、切るようにさっくり混ぜ合わせる。
④ ③の生地を好みの大きさに丸め、中央に指でくぼみをつける。
⑤ 180℃のオーブンで、13-15分焼く。

私は、白ごまを入れ忘れたので、生姜のジャムを加えました。
ごま油は、香りのきつくないものの方がいいかなって思います。
かなりボロボロになるので頑張ってまとめてください。

別の形として
混ざったら、丈夫なポリ袋に入れ、冷蔵庫に1時間ほど入れて冷やし、
それを6-7mm位の厚さの長方形に延ばして、10-15枚に切り、
フォークで穴をあけ焼く...ってのもショートブレッドらしくていいかも。

素朴だけど、1個でしっかり腹持ちするビスケット。お散歩や山歩きなどにも重宝しそうです。

英国式 ショートブレッド
イギリスで食べたショートブレッド 
初めて食べた時、感動した~

バターがたんまり入ってるよね。
たまに食べると美味しいな



これからもハーブティーにも合うおやつを時々、試してみたいと思っています。

2012/01/28

「ひまわり講座」 ハーブティーで温かく

1月も終わりの大寒のある日。
その日は少し陽が差してくれて気持ちはあたたくなりました。

小学生をお持ちのお母様が中心の会を開催しました。
会場は、歴史ある小学校の家庭科室。
久しぶりに入ったので懐かしさがこみ上げました。
量りやミシンなども置いてあるのが家庭科室。
気持ちよくキチンとしておくことを教えられたのを思い出しました。


隅に置いてある椅子さえもカワイイ!

友人が今季の企画を担当している
      「ひまわり講座」
その名前がいいな。
温かい感じがして。

ハーブティーを2種 ゆったりブレンドと季節ブレンドを試飲していただきながら、
美味しく飲むコツや淹れ方、ハーブの作用やその魅力など、私なりに感じている事も織り交ぜてお話させていただきました。
参加いただき感謝でした。

いくつかれレメディも展示しましたが興味を持っていただきましたよ。
チンキ剤やバーム(軟膏)など、
もち興味をお持ちだったらどうぞお気軽に ご連絡 ください。


帰りしな、
平和台のお濠が
とても清々しかったので
少し歩きました。

荷物が重かったので少しだけですが...。

春もそんなに遠くないかな
と、感じさせる佇まいでした。

こうやって、
皆さんからエネルギーを
貰っているのだと
実感した1日でした。

2012/01/13

生姜とみかんのジャムで

一年中定番の生姜ジャムですが、冬場はスパイスをホールごと加えるなどして
パンチを出しています。今回は蜂蜜で煮てみました。
(※ジャムのレシピは私の別ブログよりです。)

みかんのジャム 色がキレイでしょう! 
友人がたくさん収穫したみかんで丁寧に作ったもの。
少しビターなオレンジの風味も効いてます。 
この2品を合体させて、熱いお湯をそそぐと、、、
あら不思議 ステキな ホットジンジャーオレンジ の出来上がり。
友人も同じようにして飲んでいる様子。
ルイボスティーに入れてもとてもよく合います!
手軽に、ホカホカになって、喉にもいいし風邪予防にもなりますね。

2012/01/05

フレッシュな香りで気分を一新

2012年もどうぞ宜しくお願いします!
昨年は衝撃的な事がたくさんあった1年でしたね。
今年は少しでも穏やか日々がおくれるように、
自然の力や知恵を借りたいと思います。

年末に2種類のハーブを用いて仕込んでいたチンキ剤で、
ローションを作ってみました。
大好きなローズマリーと、お茶ではよく用いるオレンジ・フラワー
優しくつつんでくれるような甘く + 少しビターな香りも見え隠れする
オレンジFに、Rマリーの少しシャキンとした香りが重なって
なんともいい感じです。
Rマリーとネロリの精油を少し落とし、更に深みを増した香りで満たされます。

最近の製剤づくりでは独自のブレンドにチャレンジしています。
一応その相乗効果作用を考えてやってますが、気まぐれなブレンドもやってみたりして・・・(笑)

今年は、1年間休んでいたハーブの勉強をもう少しレベルアップさせたい。
仕事でシェアしているスペースを使ってのレッスンなども始めたいなと思っています。どうぞ宜しくお願いします。


オレンジフラワー: Orange Flower or Neroli flower
学名: Citrus aurantium  名: Orange flower 
科名: ミカン科 和名: だいだい〔橙〕 
使用部位: 花部(つぼみを乾燥させて使用)
血行を良くしムーディな香りのハーブ。美容作用としては、肌に弾力を与え、 しわやたるみをふせぐ。香りはネロリとして有名な精油。フローラルでエキゾチックな香りは、緊張や不安をほぐし気分を落ち着かせる。共に皮膚細胞の成長を促す作用から美容効果が期待される。

ローズマリー: Rosemary 
学名: Salvia rosmarinus
脳の働きを活性化して記憶力と集中力を高め、気分を引き締めてくれる。
血行促進と自然な収れん作用は、たるみやむくみを引き締める作用も。
若返りのハーブ。また、穏やかな刺激作用により頭皮のトラブルにも作用すると言われている。
(髪の成長を促進し、ふけを抑制する働きもある。)