Translate

2011/05/26

春の霧立ち越え トレッキング

去年から参加させてもらっている、諸先輩方が主宰されているトレッキングの会。
学生時代、山岳部やらワンダーフォーゲル部などを経験されているつわもの揃い!

五ヶ瀬町からの霧立越えは、その昔平家の落人が椎葉に逃れたといわれる
尾根伝いの古道で、熊本と宮崎の県境にあります。

明治10年4月には「西南の役」で西郷隆盛が率いる薩軍が人吉まで軍を引いた時も
この尾根伝いだった等々、その背景もドラマチック。
所謂山登りとは違って、急な勾配は少ないけれど、やはり山道なので~
その昔、馬も行きかい、その背で塩や米を運んだと聞きます。
当時の苦難が偲ばれます。

昨年秋は、それはそれは落ち葉だらけでしたが、
春真っ盛りの今回は、九州最大のシヤクナゲ群落地など、高山植物の群落を
見るのが楽しみでもありました。
ところが、今年は通常の「霧立ち越えコース」と、近年発見された「幻の滝コース」に
分れて臨む事になりまして、、、私は後者に属されました。


滝は大好き!
でも下りが苦手な私はサポーター
も数種用意。しっかり膝のケア。


霧立ちを知り尽くしたガイドの方が
いらしたので、

山の中の道なき道を下り、
本格的な下りから約45分。

杖も途中で置き去りにし、 
とにかく手と足をフルに
使って下りました(汗)。



            




清々しい滝の音が
聞こえてきました。

なんかすごい高低差です。

持参したお茶は、
ハイビスカス
ローズヒップ
ミント
ステビア のブレンド。
疲労回復に最適な酸っぱさと
少々の甘みが効いてます。






今年は雨が少なかったので
これでも水量が少ないそう。



実際、滝の真下に来ると
そのマイナス・イオン効果で
爽やかな風が吹くようで、、

ガイドをしてくださったAさんが
途中で採取した葉っぱ
(名前忘れ~)で、
おひたしやら、コーヒーやら淹れてくださり
しばし癒しの時間。



次の日は普段使っていない部分の筋肉痛もありましたが、いい疲労感。

自然の中にいると日常のゴタゴタから解放されますね。