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2014/04/06

桜 Sakura 目で、香りで感じ取る春

あっという間に咲いていた今年の桜。
福岡では3月の末に満開に。途中雨や花冷えの日も多く、
快晴の元の花見は毎年難しいですね。

3月は弥生(やよい)ですが、花月(かげつ)とも呼ばれます。
少しづつ季節が変わり、本格的な春になる前の季節を愉しむ時期ですね。
しかし、風邪ひきさんも多いのもこの季節。

ほんわり優しい桜の香りも全身で浴びて、季節の変わり目を体現し、次の季節への身体慣らしにしたいもの。
 
毎年必ず何度か訪れる舞鶴公園のしだれ桜。
 
夜の桜はやはり怪しい魅力があります。

 散ってもなお美しい。気が付くと風が花びらをさらっていってしまう。
 
桜の香りといえば、塩漬けにした桜の花や葉の香り。
あんぱんや桜餅を思い出します。上品で、独特の、何かしらおめでたいというか、
慶びを思い出す香りのような気もします。
ただし、咲き誇る生の花や葉からはあの香りはしないそうで、香りの主成分クマリンという成分が、塩漬けや発酵加工等で分離してその香りを発生させるらしいです。
 
また、精油としての桜の香りの作用も、リラックスや解熱、咳止めなど、、、風邪をひいてキツイ時、桜の精油で芳香浴もよさそう。
 
沖縄の緋寒桜(ヒカンザクラ)、本土のソメイヨシノ。もうすぐ、山桜も咲き誇り、、、私の大好きな藤の季節も始まり、まさに春満開ですね。