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2012/02/09

食べる前に飲む 専門家チームとお話

ある管理栄養士の方々の勉強会によばれました。
そう、肥満や糖尿病といった生活習慣病について、ハーブの有効な摂取について意見を聞いてみたいとの事でした。

こればっかりは生活習慣なので、ご本人の自覚が一番なのだという事はアドバイスされているこのプロ軍団はもちろん実践されてますが、いろんなアプローチ方法を日々研究されています。

茶剤(ハーブティー)で飲むとしたら、
やはり筆頭はマルベリーです。桑の葉。
入っている成分が、食後の糖の上昇を抑える働きがあります。
これは食事の30分前位に飲むのが有効とされています。

その歴史は、
「鎌倉時代には栄西禅師が「喫茶養生記」で桑の葉を効能を取り上げ、飲水病(現在の糖尿病)に飲用を勧めています。」ということで、早い時期からその効能が発見されていたのですね。
*グリーンフラスコのメディカルハーブデータベースより 

お茶では葉を焙じてあります。
香ばしく、ほうじ茶に合わせてもいい。
他のハーブとのブレンドだったら、ウコンやソバも更に
その効果がアップしそうですね。クロロフィルもビタミン
もたくさん含んでいるので、ダイエット目的でなくても
常用したいところです。
私はネトルとブレンドして、ちょっちゅう飲んでます。



マルベリーなのでベリー部分である実が気になります。
ジャムや果実酒にしても美味しいらしいです。
フレッシュで食べてみたいな。



栄養の専門家とわいわいガヤガヤとお話した2時間。
とても貴重でした。彼らの適格なアドバイスでお一人でも症状が改善されればいいなと思います。


マルベリー: Mulberry
学名: Morus alba  和名: 桑
科名: クワ科 和名: だいだい〔橙〕 
使用部位: 葉(茶剤としては主にロースト)
葉に含まれているDNJ(デオキシノジリマイシン)は、二糖類分解酵素である
α-グルコシダーゼの働きを阻害し、食後の血糖の上昇を抑制する働きを
持つため、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防に活用されている。 
ミネラル(鉄、カルシウム、亜鉛)も豊富に含む。
また、美肌効果があるクワノンの作用を活用し、葉とクレイをまぜてパックとしても。
日本ではその歴史も長く、日本のハーブの代表ともいえる。