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2012/11/26

クリームティーを 湯の街、別府で

大分県別府市で開催中の別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界に行ってきました。湯の街別府で、様々な(主に現代美術)、そして音楽、踊り等の催し物も開催されてます。(12月2日まで)
Beppu Project というNPO が主催しているこの芸術祭、前回この規模のが開かれたのが2009年だったので3年ぶりですね。

ぶらぶら刺激的な作品など見て歩き、のども乾いてきたしおやつの時間かなぁ… という事
で、3月にプレで訪れた際、スタッフからおススメされていたティーハウスに行ってみました。

Little Tea Room まさに大人のためのくつろぎの茶館。
だって内部はアンティークやヴィンテージだらけなのですもの... という事で小さい子どもさんはNGなのです。
ここで評判のスコーンと紅茶のセット。そうイギリスではこの組み合わせはクリームティー/ Cleam Tea と呼ばれますが、それをいただきました。
ステキなアネモネ模様のWedgwood の茶器と、ティーポットやホットウォータージャグ/Hot water jug… いわゆるお湯さしの事ですが、それらはすべて銀製でした。
焼き立てスコーンの香りのいいこと!ぱかっとオオカミの口のように膨らんだスコーンを割ってそこにクロテッドクリーム/Clotted cream とブルーベリージャムをつけて食べます。
クリームは乳脂肪が多いので、時間が経つとバターのように固まってきます。それがまた好評なのですが。
紅茶は、ミルクティーで飲みたかったのでアッサムにしました。
 
日当たりよい立地にあるティーハウス。3月に前を通った時はミモザが咲き乱れてました。今回はお部屋がクリスマス仕様に設えてありました。

スコーンを食べながら何杯かの紅茶をゆっくりいただくのなんて、、、20年ぶりくらいかもしれません。
ちゃんとした銀製品に囲まれてのティータイムは人生2度目かな。その昔、ロンドンのBrown's Hotel で経験しました。

クリームティーっていう呼び方というか、喫茶習慣いいですね。そう言えば、スウェーデンでもfika(お茶しない/Ska vi fika?)というのが日常だそうで、台湾にもお茶を愉しむ茶藝館がたくさんあるし...
こういう時間を時々持ちたいものだと思いました。


写真は撮り忘れましたが、
テーブルに小さいお花とレモンバームが生けてあり、
微かにゆるい芳香を放っててすごく居心地いい空間でした。
レモンバームはミントの一種、
別名メリッサ・・・ ギリシア語の「ミツバチ」という意味。
その花の蜜はとっても美味しいらしいですよ。
葉っぱを1枚 失敬して、ちょっと揉んでお水に入れたら・・・
ぷーんとレモンのいい香りがしましたよ。
効能については、別の機会に書きたいと思います。